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Brother, Dear Brother... 8th Anniversary Reissue [アニメ・コミック]




8周年記念再発第四弾です
オリジナルは、2007/11/01の発表でした
今日の1曲を差し替えました

*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***

一の宮蕗子「はい、あなたが欲しがっていた『ジャン・サントゥイユ』の初版本…」
朝霞れい「でも、これはとても大切なもの。あなたは絶対に手放したくないとおっしゃっていた…」

…というわけで、プルーストつながりです
池田理代子「おにいさまへ…」

中公文庫コミック版 12
花のサン・ジュストさまが出演しているという、ただそれだけの理由で購入しました(笑)
ですから、内容については全く期待していなかったのですが…
(だって、何の評判も聞いてなかったし、「ベルばら」や「エロイカ」と比べてボリューム不足だし…)

ところが、ところが…これはスゴイわ
少女マンガの王道というべきか…ドロドロとしたマグマの噴出のような作品
「名門女子高」、「男装の麗人」、「異母(父)兄弟(姉妹)」、「不治の難病」、「自殺願望」といったキーワードを散りばめて、でも、人間の生を見つめる視線はクールで確かで…最後は快感さえ覚えます
こんなもの平気で読んでる腐女子の皆さんは、やはり恐るべきと言うべきか
少年マガジンや少年ジャンプで大喜びしてた男共なんて、せいぜいゼンマイ仕掛けのおもちゃレベルで、精密機械のような方々にはとても比べものになりません
男女って、性別の違いなんかじゃあ断じてない、そうではなくて、実は全く別個の生物種なんだ、という新学説を唱えたくなるくらいです
…となると、むしろ男同士、女同士という方が自然で平和なのでは、なんて思えてくるから、あらあら不思議
妄想はさておき…男子がこの作品に触れれば、読後きっと精神年齢が2、3歳上昇したと感じるはずです(はい、おかげで私も精神年齢19歳となりました、やっとこさ…笑)

物語の中身にもちょっとだけ触れておくと…
主人公は、フツーの女の子、御苑生奈々子。彼女の入学した青蘭学園高等部は名門女子高で、奈々子にとってはとまどうことばかり。近づいてくる少女たちは、みな華麗で妖しくて秘密めいていて… 特に、誰もが憧れるという3人の美しい方、折原薫(=薫の君)、一の宮蕗子(=宮様)、そして、朝霞れい(=花のサン・ジュスト様)の存在感は圧倒的。
そんな中、家柄・財産・美貌・教養すべて揃った者だけが入会を許されるという学内社交サークル「ソロリティ」の新入生選考が始まる。自分には縁のない世界と諦めていた奈々子だが、なぜかメンバーに選ばれてしまい、みんなに疑惑のまなざしを向けられるようになる…

確かに、笑ってしまうような設定もあります(アニメ版は特に)
でも、こんな女子高生が現実にどこにおるんじゃ~と素面で叫んでみても、それは野暮というもの
少女マンガのお約束にどっぷりと浸ることにしましょう、
特権階級ソロリティは、金髪巻き髪女王、宮さまを頂点として、メンバーズのおねえさま方は、モナリザの君、ボルジアの君、メズーサの君、バンパネラの君、さかさ食パンの君…
ピアノの名手、花のサン・ジュストさまは、いつも薔薇を口にくわえ…
薫の君は、生まれながらに妙なる薫りが体からただよい…
学園では、白鳩がうるさいほどばたばたと飛び惑い…

ソロリティの選考面接にて
宮さま「では、少し質問をいたします」
奈々子「はい」
宮さま「ご趣味は? それに、クラブはどこに入部なさいました?」
奈々子「はい、趣味は…お菓子を作ることです! それに、部活は…まだどこに入るか決めていません」
宮さま「わたくしは、華道部と乗馬クラブです」
奈々子「華道部…? あ、あの…わたしも華道部にします!」
宮さま「ま…」
―笑った、宮さまが今ほほえまれた
宮さま「お好きな作家は?」
―良かった!もう怒っていらっしゃらないかも
奈々子「はい、『星の王子様』のサン・テグジュペリと『赤毛のアン』のモンゴメリです!」
「『星の王子様』ですって?」
「『赤毛のアン』なんてまるで小学生ね!」
―いけない、子供っぽいと思われた!
―それじゃあ、ええっと、ええっと…
奈々子「サド! サドなんかも好きです!」
「まあ、マルキ・ド・サド?」
「あのサドマゾの?」
「まあ、素敵だわ! 中でもどんな作品がお好きなの?」
奈々子「あの… あの…」
「サドですって」
「いやらしい」

「よろしいじゃございませんの。進んでいて」

アニメ版「予告編」がYouTubeで見られます
http://www.youtube.com/watch?v=HVIBFWUwWvw
見所は、サン・ジュストさまのトリプル・ターンとルージュの薔薇の放物線投げ、春の嵐、舞い散る桜吹雪です(奈々子のシャワー・シーンは、残念ながらありません)

各キャラクターのトリビュート動画まである、のは驚き…
まずは、サン・ジュストさまと奈々子(BGMは「ハートに火をつけて」)
http://www.youtube.com/watch?v=Gxe3XWTkdYY
右大将薫の君も(BGMは「ジャスト・トゥナイト」)
http://www.youtube.com/watch?v=Rkqug9etZ-0
そして、女王、宮さま(BGMは「キラー・クイーン」)
http://www.youtube.com/watch?v=LxhRw25pyD0

宮さま「あなたが愛を得るとき、それはあなたの優しさが愛を作りあげたのだと。」
奈々子「ありがとうございます」
ひざまずき宮さまの手にくちびるをあてる奈々子
宮さま「そして、愛は同時に憎しみと怒りと疑いを生みます。傷つくことを恐れてはいけません。もしあなたが傷ついたのならば… あなたも相手を傷つければいい」
奈々子に向かって剣山を振り下ろす宮さま
奈々子「…キャアー!」
奈々子、ここで悪夢から目を覚ます…

今日の1曲
右大将薫の君のトリビュート動画のBGMに使われていた曲です
Just Tonight 「ジャスト・トゥナイト」 / The Pretty Reckless
http://www.youtube.com/watch?v=Y7VGOnV2QhU
血と薔薇と、そして美女(テイラー・モンセン)…気に入りました(笑)
pr'.jpg
ライト・ミー・アップ

P.S.マリーベルも手に入れました


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